Animation GIF Maker Page.3
とりあえず作ってみよう
ここでは、初めて作る人のために、細かいことは無視して、最低、必要な操作だけで、アニメーションGIFファイルを作る手順を説明しています。
・画像の用意
まず、アニメーションさせるための画像をコマ数分用意します。
ここでは、以下のような4つのGIFファイルを用意します。
nezumi_1.gif
nezumi_2.gif
nezumi_3.gif
nezumi_4.gif
・起動
Animation GIF Makerを起動します。左側のファイルリストで、画像が存在するフォルダを指定します。
・画像の指定
ファイルは1つずつ指定しても構いませんが、複数指定することもできますので、ここでは、一度に4ファイル指定してみましょう。
ファイルリストで、nezumi_1.gifからnezumi_4.gifまで、マウスでドラッグして(押しながら動かして)、反転させます。次に、「追加」ボタンを押すと以下のように右側の画像リストに登録されます。
・作成
とりあえず、細かいことを考えずにアニメーションGIFを作ってみましょう。
下の方にある作成ボタン
を押します。
すると、以下のようなダイアログが出ますので、作成するファイル名(ここでは、nezumi.gif)を指定します。
これでとりあえず、アニメーションGIFファイル(nezumi.gif)ができました。
・確認
Animation GIF Maker 自体には、アニメーションGIFの表示機能がありませんが、登録してあるWWWブラウザを起動する機能があります。左側のファイルリストの上のタブの「その他」
(*注1)
をクリックしますと、左のようなメニューが表示されますので、「作成画像確認(ブラウザ)」ボタンを押します。
すると、多少、ブラウザの起動に時間がかかりますが、ブラウザ上で作成されたアニメーションGIF
の動作を確認できます。
(*注2)
*注1
Animation GIF Makerの上でマウスの右ボタンを押しても、同じ内容のポップアップメニューが表示されます。
*注2
作成前に確認することもできます。「全画像確認(ブラウザ)」を行うと作成されるアニメーションと各コマの画像の一覧をブラウザ上で確認できます。
・調整
先程は、何も設定せずにとにかく作ってしまいましたので、これでは、ちょっとスピードが速すぎます。
1コマ表示した後、次のコマを表示する間隔はディレイといい、画像リストでは、以下の値がそうです。
ディレイの単位は1/100秒ですが、必ずしも正確ではなく、ブラウザにより動作速度に差があります。したがって、動きを見ながらおおまかに指定すれば良いと思います。
ディレイを変更するには、左上のタブの「パラメータ」をクリックし画像のパラメータ指定のページを表示させます。
ここでは、右の画像リストで選択されている画像の各種パラメータを変更できます。
1つ1つ、指定してもよいのですが、今回は、ディレイを全部、30に変更してみます。
画像を全部選択するには、マウスで画像リストをドラッグしてもよいのですが、作成ボタンの上にある「全部」ボタンを押せば簡単に全部選択できます。
次に、パラメータのディレイのところに、30を入れ、「更新」ボタンを押します。
これで、ディレイがすべて、30になりました。
先程、行ったように、「作成」ボタンを押して、アニメーションGIFファイルを作成します。
同じ名前で作成した場合は、先程起動したブラウザで、リロードまたは更新を行えば新しい画像
の動きを確認できます(「作成画像確認(ブラウザ)」でも、構いませんが、ブラウザ起動に時間がかかります)。